笑いあり涙ありの感動ドキュメンタリー
英国前衛音楽家ギャビン・ブライアーズが教師を勤めたイングランド南部ポーツマスにある芸術学校の学生たちが1970年に創設したポーツマス・シンフォニア。入団条件は「音楽家ではない素人」「音楽家である場合にはそれまでまったく演奏したことがない楽器を演奏すること」規則は「全員がリハーサルに参加すること」「演奏においては最善を尽くすよう務める」「意図的に悪い演奏をするようなことはしない」。優れた才能を持つ音楽家たちによる演奏という絶対美に疑問を投げかけ、音楽の本質を追求しようとしたブライアーズのプログラムはどう転がったのか話題を呼び、ついに1974年、殿堂ロイヤル・アルバート・ホールにおいてコンサートを開催してしまうことになります。完売チケットを手にした数千の観客のクスクス笑いで幕開ける「くるみ割り人形」から、次第にその笑いは拍手大喝采へ!?これは笑いあり涙ありの感動ドキュメンタリー。プロデュースはブライアン・イーノ。ブライアーズやイーノはじめスティーヴ・ベレスフォード、マイケル・ナイマンほかその意図を理解するブラボーな面々たちも演者としてこっそり参加!(US Antilles盤)
LP/Antilles/US盤
盤質/ジャケット EX/EX+(シュリンク付き)
Tchaïkovski / From The Nutcracker Suite, Op. 71a
Shubert / Marche Militaire In D Major
Tchaïkovski / Piano Concerto No. 1 In B Minor, Op. 23
Rossini / William Tell Overture
Handel / From The Messiah, Pt. 2 - Hallelujah Chorus