魅惑のメランコリーヴォーカル
カール・アンダーソンとのデュエット曲「Friends And Lovers」で80年代には全米ヒットを飛ばす女優としても活躍したシンガー、グロリア・ローリング1968年のアルバム。当時のポップスヒットなどを取り上げたカヴァー曲が中心。ビッグバンド的な華やかなアレンジ曲も良いですが、彼女のメランコリーサイドなヴォーカルで聴かせるフォーキーサウンドの方がむしろサイケデリック時代の空気と相まって、アシッドフォークな感覚を生み出して魅力的な隠れた名盤です。タイトル曲はジェファーソン・エアプレインのカヴァー。そしてルイス・エンリケが編曲を務めたドノヴァンとビートルズナンバーはボッサアレンジが秀逸!
LP/MGM Records/US盤
盤質/ジャケット EX/EX-(スレ)
Catch The Wind
Hard Loving Loser
Good Day Sunshine
Today
Until It's Time For You To Go