あまりにも早すぎたフューチャーポップ
10ccのオリジナルメンバーとしてバンドの実験的な部分を担ってきたケヴィン・ゴドレイとロル・クレイムによる脱退後のユニット、ゴドレイ&クレイムの1981年のアルバム。オープニングのミニマルなエレクトロビーツにラップをのせた「Snack Attack」からして一筋縄ではいかない感じが漂っていますが、どの曲もメロディがくっきりしていて、聴き手を決して置いてきぼりにしないポップさがさすが10cc直系というべき中毒性を誘います。そんななかで一際素晴らしいのが「Wedding Bells」。本家10ccを彷彿とさす美メロが素晴らしい名曲!ちなみにこのゴドレイ&クレイム、音楽面ではセールス的な成功を収められなかったが、ポリスはじめ80'Sのミュージックビデオを手掛けるディレクターとして大成功を収めることとなります!
LP/Polydor/UK盤
盤質/ジャケット EX+/EX(内袋シミあり)
Snack Attack
Joey's Camel
Wedding Bells
The Problem
Lonnie