12人の作詞家による悲哀のブルーズ
「十年に一人のソプラノ」と絶賛されるクラシック歌手であったが、生活のために流行歌の世界へと入り、日本歌謡史に残る歌い手となった淡谷のり子1971年のアルバム。いずみたくの書き下ろしの12曲に阿久悠、サトウハチロー、山上路夫ら12人が詞をあてたコンセプト作で、悲哀(愛)に満ちた主人公をその深い表現力とヴォーカルで歌い上げる傑作。バラードからボッサ調の「話のわかる女」和製リズム&ブルーズ「昔一人の歌い手がいた」や「灰色のリズム&ブルース」までその存在は圧巻です。ジャケットは和田誠!
LP/Philips/日本盤
盤質/ジャケット EX/EX(見開き)
昔一人の歌い手がいた
灰色のリズム&ブルース
話のわかる女
真紅のブルース
港の少女