独自航路へと舵を切った記念碑的怪作
ブラジルが誇るマルチ奏者エグベルト・ジスモンチの4作目となる1972年のアルバム。マリー・ラフォレの指揮者、編曲者としてフランスへと渡り、イタリア、ドイツなどでも作品をリリースした彼がブラジルへと戻り、新天地「EMI/Odeon」から始動をした第1弾。ブラジル伝統音楽、ジャズ、クラシック、現代音楽、プログレッシヴ、プリミティヴ…驚異のパワーで全てをブラックホールのように引き込んでいくジスモンチ狂気の宇宙空間。これまでのトロピカリズモやMPBシーンとつかずながらも並走するようであった音楽性がいよいよ独自航路へと舵を切った記念碑的怪作です。名曲「Agua e Vihno (水とワイン)」収録!(1985年プレス)
LP/Odeon/brazil盤
盤質/ジャケット EX/EX-(角打ち)
Água & Vinho
Ano Zero
Janela De Ouro (A Traição Das Esmeraldas)
Pr' Um Samba
Volante