ジャズ名家が本気で音痴する珍味盤!?
「音痴レコード」には目がない当店ですが、こんなのいかがでしょうか?ジョナサンとダーレンのエドワード夫妻による1962年のアルバム。落ち着きのないピアノに音程の外れたヴォーカル、そしてとってつけたようなコーラスという全くもって目も耳も当てられない代物ですが、実はこれジャズ名家ジョー・スタッフォードとポール・ウェストンによる覆面デュオ。「カクテル・ラウンジでの下手な演奏者」をコンセプトに確信犯的に音痴したという逆にその技術の凄さにビビってしまう珍味盤です。タイニー・ティムなどでもおなじみ「Tip-Toe Thru' The Tulips」はじめスタンダードナンバーがとんでもないことに!?しかもこの名義で結構アルバム出して、グラミーのコメディアルバム賞も受賞してたりする笑 (1982年再発盤)
LP/Corinthian Records/US盤
盤質/ジャケット EX+/EX(角打ちあり)
Alabamy Bound
Ain't She Sweet
Tip-Toe Thru' The Tulips
Five Foot Two, Eyes Of Blue