FLAT FACE
FACE (LP)

あまりにも早すぎたフューチャーポップ
葡萄畑にも在籍した武末充敏とそのご婦人であるノンミュージシャン高取淑子によるFLAT FACE、1986年の唯一のアルバム。独特の冷んやりとしたシンセサウンドが生み出す感覚はまさにクレスプキュールやエルといったヨーロッパ嗜好なネオアコに対応したと言えるような内容で、これ以上ないほどにマッチする高取淑子のセンシティヴなヴォーカルがFLAT FACEの目指す世界の強力なオリジナリティへと繋がっています。同時期の大貫妙子ぽさも感じる「HONEYMOON IN PARIS」から「早すぎた渋谷系」と評される彼らの所以とも言えるミッシェルポルナレフ「シェリーに口づけ」でのアレンジ。ドゥルッティコラムのようなギターリフがループされる耽美ポップ「池を越えて」など、MTRで丹念に作り込まれたその音はネオアコ〜渋谷系などバンドサウンドを主体とした肉体的なものを通り越してクラブ以降に生まれたエレクトロニカなどのアコースティック感覚を持った電子音楽のようにも聴こえてきます。「新しいシャンソン」なんて気持ちええ曲だ!

LP/MIDI/日本盤(見本盤)
盤質/ジャケット M/M (シュリンクつき)

池を越えて

シェリーに口づけ

新しいシャンソン


販売価格 2,200円(税200円)
SOLD OUT

おすすめ商品


OMK
OMK 2562 (CD)

1,650円(税150円)


Top