小川さくら
いる (CD)

日々の情景を詩的に表現する傑作
ファースト「日々」が発売から5年近くを経てもなお、ロングセールスを続けるSSW小川さくらの2023年セカンドアルバムが到着。美しいピアノの伴奏で幕開ける「はからずも」から、新たなるアレンジで再録されたタイトル曲「いる」高田渡の名演でも知られる朝比奈逸人「トンネルの唄」のカヴァーまで全10曲。日々の生活や日常のありふれた情景を詩的に表現する、小川さくらの真髄と言える変わることのない美学。過剰な演出や加工。ソーシャルメディア社会において、実とは異なる世界を作り出そうと息巻く発信者とそれを煽る受け手。丁寧に日常を描くこの作品を聴いていると、そんな歪んだ仮想現実に麻痺してしまっている事を諭されている様な気にさせられてしまいます。録音・整音協力は斉藤友秋(ex 細胞文学)。外から聞こえる蝉の声、物音などの生活音も録り込んだ自主制作盤。自身の撮影したモノクロ写真もあしらった詩集のような歌詞ブックレットなど今回も素晴らしい装丁です!

CD/自主制作/日本盤
盤質/ジャケット NEW/NEW

はからずも


距離をはかる


つつんで ひらいて


いる


トンネルの唄


販売価格 1,500円(税136円)
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