やまがたすみこ
サマー・シェイド (LP)

ニューミュージックへと転身した問題作
デビュー曲「風に吹かれていこう」などフォークシンガーとして人気を博したやまがたすみこがニューミュージックへとシフトチェンジした1976年の問題作。柳田ヒロ、渡辺俊幸らが関わったそれまでの清楚さを覆す大人の洗練ポップスへの転身は当時賛否両論だったようで、今もファンの間ではそれ以前か以後かで評価が分かれる分岐点となった作品。しかし次作「Flying」では鈴木茂、細野晴臣などティンパンアレー系のバックアップにより完全なるシティポップになりますが、ここではまだフォーク歌手としての名残を残したメロディや歌唱法がみられ、まさに転換期と言える他にない異色な雰囲気が漂っていて面白い。フォークロックな「青い径」から「マリア・マルダー」が歌詞に出てくるオールドタイミーポップ「琥珀色のスウィング」そして昨今の和モノ発掘作業の流れから再評価される「夏の光に」「雨の日曜日」まで幅広い音楽性が広がる名盤。当時彼女はまだ19歳。えらい大人っぽいじゃありませんか!

LP/Blow Up/日本盤
盤質/ジャケット EX/EX (歌詞カードあり・シミ小)

雨の日曜日

夏の光に

琥珀色のスウィング

白い桟橋

カットグラスの映像

型番 LQ-7014-A
販売価格 2,090円(税190円)
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